異物は塊状のこともありますが、毛のように見える細い物であることもあります。
それは完全に火花間隙に橋をかけることもあるのですが、多少の隙間を残して中ぶらりんであることもあります。
前者の場合は火花が全然出ないのですが、後者では、短い隙間にいくらか火花はとぶが、きわめて弱いことは自明です。
このような技術の発展があって、いま市場で大変な人気のある電動スクーターの発明に至ったのだと思うと感慨深いものがありますね。
・・・ところで、なぜこれが突然起こるのでしょうか?
これがまことに不思議な点で、これが解明されるには若干の日数がかかったそうです。
この研究に取り組み、なにがしかの知見を得て、ユーザーに忠言したような人はいくらもあったはずと思いますが、研究報告を残している人は割合僅少です。
研究でわかったことは次のようなことです。
1)ブリッジになる物質は磁性体。
2)粒の大きさも関係し、その大きさが火花間隙の1/3以上になると、ブリッジ発生の頻度は急上昇する。
3)磁性体は点火電流で生ずる磁気に引かれて立つものと思われるが、乾いたままでは振動によって落ちやすい。
それを固定するものは一種の接着材で、それは鉛ガラスようのもの。
・・・鉛は燃焼から、硅酸質は路上のほこりから供給されると推定されます。