故障が頻出すると、ほとんど毎日のようにプラグを外して掃除する必要があり、面倒至極なので、苦情がメーカーに殺倒。
なんとかして解明し、手を打たねば売れ行きにも影響が及ぶので、エンジンメーカーも躍起となってこれに取り組むことになります。
ところで、この現象は今の大多数の人には恐らく不可解にうつるであろうほど、一風変ったものです。
現在では、プラグの故障といえば、2サイクルでも絶縁物の汚染と決まっています。
これが起きると、人間の老衰のようなもので、火花が次第に弱まってきて、ついにはエンジンが回らなくなりますが、これは決して突発的ではありません。
わたしなども、恐らくこれの一種だろうと、最初は高をくくったものでした。
ところが実際にぶつかってみると、全然異質のもので・・・
人体にたとえれば、脳出血か、心筋梗塞のようにそれまで何でもなかったのが突然ぱったりだめになってしまうのです。
この場合、プラグを取りはずして調べると、火花間隙に異物がはさまって電気を短絡してしまっていることがはっきりわかります。
このような技術の発展があって、いま市場で大変な人気のある電動スクーターの発明に至ったのです。